2004-04-28 12:27:18

Merckプチ特集 [ 特集・長文レビュー ]

■良いリリース物を発見してレビューしたいなと
思った結果、聴いたものがMerckばかりだったため、
プチ・レーベル特集になりました。

■というわけで解説でもしようかと思いますが、
それ程詳しくない上に、間違いもありそうなので
滅多な事は書けないです。いえ、書いちゃいますけど。

で、調べていたら面白い記事を発見したのでトラックバック。
merck recordsの面白い試み
(元ネタSawney Bean\'s Caveさん)
ダウンロードで曲をもらったら$1寄付して〜merck records
(元ネタOTO-NETAさん)

本拠地はフロリダ州マイアミ。
Merckの設立年月日=初リリースと考えるならば、
2000年3月、レーベル・オーナーTravis Stewart
プロジェクトSyndrone名義のリリースTriskaideka
幕開けとなりました。
ちなみに設立時、この方は若干18歳だというから驚きです。
上記トラックバックの通り、若い方の考え方が素敵です。

この方は別名義Machine Drumの方が有名ですが、
そのほかにTstewartという名前も持っています。
ちなみに3名義とも、主なリリース元が自分のところなので
名義による使い分けは音楽性になっています。

■現在、CDのカタログナンバーは026、
今年これからリリースされるアナウンスは8枚あり、
エレクトロニカの中でもっとも動きが活発なレーベルの
一つとなっています。

ちなみにリリースCDは全て1000枚限定。非常に良質な
音源が多いため、コレクターはお早めに、て感じですね。

■むー。ここまで書いてしまったら、ディスクレビューに
行数が割けませんね。2回に分けます。今回はほんの触りで。

・Syndrone - Triskaideka(MERCK 001)
この名義よりもMachine Drumの方が有名になって
しまいましたが、理由はこの名義の音楽性にありそうです。

音は思いっきりラップトップミュージックで、Autechre
近い感じです。暗いシンセにクリック音のハイハット、
ほのかにHip-Hopテイストを感じる部分も。
曲によってはメランコリーなものもあります。
それをAutechre系ビートで絡めてしまったり。

あんましとっつき良くないでしょうね。
聴くほど味が出て良さそうなのですが。綺麗な音を
出しつつ暗いです。

・Machine Drum - Now You Know(MERCK 005)
このレーベルの名を知らしめた名義はこちらです。
白人タッチで軽快なビートをカットアップ。
Prefuse 73のボーカル・チョップに似た声ネタなど、
美味しい素材が盛りだくさん。
Prefuse 73Machine Drumがアブストラクトの
隆盛を作ったと思います。

ドリルンベースっぽいリズムもあったりして、テクニックを
見せつけてますねー。良盤です。

・Blamstrain - Ensi(MERCK 013)
Hip-Hopな曲もありますが、主にドローン・トランスです。
トランスは個人的に退屈だと思っちゃいますので、
あんまし好きじゃないです。曲によってはリズムが強く、
良い曲もあるんですが。
リズムに変化がないと、私は駄目なのです。

・Lackluster - Showcase(MERCK 015)
以前、試聴するには<アーティスト編>
紹介しました。このアルバムはシングルや
未発表音源を集めたもので、1枚たっぷりLacklusterの世界が
楽しめます(当たり前)。

オーソドックスなリズムながらも、
メロディと絶妙に絡んでいるため、職人のような
感じがします。シンセも綺麗めで気持ち良い。
Plaidに似てると思うのは
私だけですか。そうですか。

■明日は新しいリリースのものに搾るかなー。
ではこの辺で。

Posted by aphex at 2004-04-28 12:27:18 | コメント(0) | Trackback(0)

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2004-04-27 14:59:03

Phonem - Phonetik [ Phonem徹底解剖 ]

■第1回はデビュー12\"のPhonetikMorr Music)。
全4曲約40分で、アナログのみのリリース。入手はほぼ不可能で
国内だとMacmanusRecords
購入出来るかもしれません。後は海外通販もしくは、
中古市場を探すしかないと思います。
海外ならばGEMMで。



・A1のPact (8:49)で幕明けしますが、この曲ですでに
Phonemの音楽スタイルの原型は確立されています。
単調なロービットのハイハット系の音に、ザッという
ざらついた音をイコライザなどで
周波数を変えてうねりを出し、変化を付けるイントロ。

そこへ残響音が強く透明感のあるシンセが、綺麗なメロディを
奏でます。そこへ厚みのあるキック、乾いた音色のスネアが
加わります。ざらついた音は一定の間隔で姿を見せたりし、
中音域ながらもベース的な役割のシンセが加わります。

まだざらついたハイハット系の音は、リズム・メロディ化されて
おらず、この辺にまだ甘さが残っていますね。

・A2-Phonetik(9:31)、表題曲です。
キックとスネアでひたすら押す、力技が見れます。
リズムはミニマル的(私の中で同じリズムパターンを差します)。
スネアはロービットで処理された音、キックは厚く重たい。
ハイハットはツッツッツッツ・・・と一定リズムのものを
ベースに、様々な音を取り入れ、4分30秒前後に
ボコーダー加工した声ネタが登場。

シンセは中盤までベース的なものと鉄琴を柔らかくした上モノで
メインメロディーを奏でます。その後、ベース的なものを消し、
ピアノの音を入れたり、徐々に音が大きくなるアタックを遅めに
設定した滲むようなシンセなどが混じります。

この曲はシンセの絡み具合が非常に上手く、単調なリズムでも
9分以上、リスナーの集中力を保ち続けます。良い曲です。

・裏面に入り、B1のPact(9:39)。
この曲は異色な入り方です。ビットを崩しまくったハイハットを
繋げ、ほぼノイズ状態でリズムを作っています。かなり攻撃的です。

シンセもベース的な音を、民族音楽のようなメロディで
用いており、非常に異質な感じです。ですが、2分を経過する辺りから
深い空間エフェクトをかけたシンセが入り、中盤からラジオのような
音質の金物っぽいシンセが美麗なメロディを奏で、Phonemの世界と
なります。

全体的にノイズ・コラージュされたような印象を受ける曲ですが、
後半、その合間に覗くリズム変調が面白かったりします。

・このEPを締めくくる最後の曲、B2-Bitstream(11:23)。
AgendaからリリースされているコンピDocumenta
収録されています。

これも異質。んー、深いアンビエント的なシンセに、遅いテンポで
キック、ディレイをかけた金物的なスネア。Arovaneに近い
ような近くないような・・・という感じです。
それでもやっぱり機械のようなハイハット音が入ったりするので、
音の面白さはあります。

3曲目のハイテンションを、この曲でクールダウン。
12分もあるので、まったりアンビエントの世界を
楽しんで終了です。

■総評となりますが、メロディの部分ではおよそ
完成されていますが、リズムはまだ発展途上。そのため、
物足りなさも感じます。ハイハット系のリズムと、
メロディの絡みが最大の魅力といえるので、
初めてPhonemを聴くのはこのEPじゃない方が良いです。

といっても、入手は困難。ファンのみ持っておきたい感じですね。

Posted by aphex at 2004-04-27 14:59:03 | コメント(13) | Trackback(0)

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2004-04-23 15:16:37

Ratatat,A.K.A、Manual、The Flashbulbレビュー [ 試聴・一口レビュー ]

Phonem徹底解剖の第1回目を
頑張っているところですが、中々文章力が
追いつかず苦戦しています。まぁ、それほど
需要も無さそうな気がするので、ぼちぼちと。

■では、ディスク短評に移ります。今日は4枚。

・Ratatat - RatatatXL Recordings
E*VaxDashboard Confessional(誰?)のデュオ。
E*Vax的なシンセに生ギターを取り入れたロック的作品です。
リズム部分は完全打ち込みですね。

これまでエレクトロニカ+ギターというと、
ポストロックのように、オサレな使い方が多かったように
思いますが、これは思いっきりディストーションかかってます。
心持ちダサめ。敢えてギターのミキシングも粗が目立つように
処理したように思います。

全編似たような音なので、勢いで作ったのかなーと思いつつ。
有りそうでなかったような。新鮮で中々良いです。


Ratatat / Ratatat


・Abstrackt Keal Agram - Bad ThrillerGooom
平均年齢23歳のフランス・ユニットの新譜です。前作までは
その名前が差す通りAbstractだったのですが、
脱却が進行しているようです。勿論、その手のトラックは
健在ですが、ゲストMCを多く取り入れた事により、様々な影響を
受けたっぽいですね。生楽器をサンプリングする比率が増えてます。

1年に1枚出すリリース・ペースを持続させているためか、
どうもトラックは散漫的な印象です。1stのセルフ・タイトルで
確立されていたスタイルも崩壊気味で、うーんと首を傾げる出来。
どうなんだろこれ。いちお前作も聴けば味が出て良くなったので、
もうちょっと聴き込んでみる予定ですが。

・Manual With Jess Kahr - the north shore : bliss out v.20Darla
Morr MusicからリリースしたUntil Tomorrow
注目を集めたJonas MunkことManualが、彼自身を含む
バンド・プロジェクトLimpのメンバー、Jess Kahr
コラボレートした作品。Darlaのアンビエントシリーズの
一つらしく、全曲ビートレスです。

どうもManualは前述のUntil Tomorrow以降、徐々に
リズムの比率が減り、アンビエントの方向へ近づいていたのですが、
この作品はその傾向がピークに達しています。
シンセはより空間処理が施され、眩しかったメロディ・センスも
曖昧な音像に埋もれています。

悪くはないのですが、やはりUntil〜で感銘を受けた身として、
この作品でアンビエント路線に満足し、リズム要素の強い音源を
切に期待してしまいます。


Manual with Jess Kahr / The North Shore: Bliss Out v.20


・The Flashbulb - Red Extensions Of Me
               (Bohnerwachs Tontraeger
私が全然免疫のないブレイク・コア物。名前もレーベルも馴染みが
まったくありません。教えてもらった物なので、解説不可能です。

1曲目にいきなりピアノ独奏があって、「ほえ」とか間抜けな
声を出しがちですが、2曲目からちゃんとブレイクします。
・・・使い方あってんの?

メタルみたいなギターのような・・・かっちりリズムにハマった
上モノに、ドラムンベースのジャングルリズムから一転、ドリルンに
発展していったりします。でも余り耳障りでなく、軽めですね。
中には綺麗な上モノだったりして、Venetian Snaresなどを
代表するブレイク・コアが苦手な人も全然おっけーな作品。
Squarepusherが問題なければ、大丈夫です。

リズムとメロディの絡ませ方も上手く、ミドルテンポの
エレクトロニカばかり聴いてる方にもお勧め出来ます。
でもきっとこれを聴いて「ブレイクコア大丈夫かも!」とか思うと
勘違いだったりするんでしょうね。


The Flashbulb / Red Extensions Of Me

Posted by aphex at 2004-04-23 15:16:37 | コメント(2) | Trackback(0)

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2004-04-22 10:33:23

気まぐれにロックネタていうか [ 音楽ニュース ]

■知人のサイトをパクった事をしたくなりました。
ネタはヘヴィ・ロックバンドのKorn
ボーカル、Jonathan Davisです。




昔ですね。やー、この頃の動きはキレが良くて
PVですら興奮したもんです。

で、現在はどうなったかというと・・・






どーん!太ッ!
んー、もう一枚。




うほっ!
やー、見事になんというか。ほら、えーと。
・・・反面教師にしないと駄目ですね。

以上、デブ小ネタでした。

Posted by aphex at 2004-04-22 10:33:23 | コメント(0) | Trackback(0)

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2004-04-21 17:11:53

新カテゴリ「Phonem徹底解剖」追加、はじめに [ Phonem徹底解剖 ]

■どうも最近はニュースも新たに聴いた
音源もなく、いつものように更新が滞るのが
目に見えています。ので、今回は私が理想とする
音楽をリリースしてくれたPhonemという
アーティストを徹底的に書いてみる事にします。


PhonemことEliot Perkins

■彼の音楽は、基本的にシンプルで、キックとスネアは
オーソドックスに配置されたものを、ミニマル的に
繰り返します。特筆すべきは、ハイハットの多様さです。

Lo-Fiでビットを崩した「ザッ」という音や、ガシャというような音、
人の声をボコーダーにかけた音。
グリッチからクリックノイズなど、
攻撃的な音を様々取り入れつつ、絶妙なバランスで
複雑に絡み合わせ、ビートを構築しています。

Phonemの曲は基本的に5分以上で、10分を超える曲も
少なくないのですが、ハイハット関連が多彩な事から、
シンプルなキック・スネアにも関わらず、飽きる事がありません。

上モノはアンビエントのように深い空間系で綺麗な音を好んで
使用しています。ビートの攻撃性とシンセの和やかさは、
相対するものでありながら、上手く絡み合っているのは、
ビート部分もメロディとして主張しているからに他なりません。

Post・Autechreと呼ばれる連中と、一緒くたに見なされる事も
多いですが、それら有象無象とは頭抜けた存在であり、
メロディ・リズム・音選択のセンスが私の好みなのです。

好みによって評価は左右しそうですが、一度聴いたら
記憶に残る印象の強いアーティストには間違いありません。

■本名Eliot Perkins、英語語学教師兼ダイバーだとか。
1999年にMorr Muicから
12\"で4曲入りのPhonetik(MM004)でデビュー。
同年、リリース先をJetlagへと
変え、The Mechanic Versesをリリース。

翌年2000年9月にMorr MuicからHydro Electric
2002年1月に同レーベルからIlisuのドロップを最後に、
音楽活動を終了した・・・との噂。信じたくないですね。

Phonemのその他の活動としては、2001年8月に
DinC.C.Oでお馴染みの
ArovaneとコラボしたAer(Valid)Vertical Form)、
別名義Spikeで12\"のOperation Binary 24
政治的メッセージの強いレーベルBeta Bodega
傘下レーベルRice And Beansからリリースしております。

わずか3年という音楽活動の中、単体名義で5枚、
コラボで1枚を残したPhonem
このカテゴリでは、筆者の思い入れたっぷりな自慰的文章を、
アルバム単位、曲単位で、徹底的に書き連ねます。

Phonemファンに。また、これを読んで少しでも多くの方が
彼の音楽に触れるきっかけとなれば幸いです。

Posted by aphex at 2004-04-21 17:11:53 | コメント(12) | Trackback(0)

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2004-04-16 20:49:25

全然一口じゃないけどレビュー [ 試聴・一口レビュー ]

■毎晩、ニュースに被りつきっぱなしで
音楽聴く時間が取れなかったりしてます。
こういう世間の注目を一手に集める事件が起きると
新聞・メディアの反応が各社異なって面白いです。
映像やコメントなど、情報ソースがほぼ共有状態のため、
それらをいかに使用するかによって、
世論の操作したい方向が見え隠れしてたりしますね。

■というわけで、そんな事はどうでも良いので
言い訳を終えます。さて、それではディスク短評を行います。
・・・あれ、しばらく更新しないとレビュー・フォームを
忘れますね。えーとえーと。

・Gridlock - FormlessHymen
深いディレイがかったアンビエント系のシンセ。
その世界を破壊するグリッチでインダストリアルな
ビート。ベースは割とダブな感じです。良作。

ちなみにレーベルのHymenは初見かと思いましたが、
カタログをざっと眺めますと、Lusine
いたり、Venetian Snaresがいたりします。
むー、攻撃的ビート多めなレーベルなのかな。
今後チェックしてみます。


Gridlock / Formless(Hymen)


・Casino Versus Japan / Freescha - Split EP
                     (Wobblyhead
Casino〜が4曲、Freeschaが3曲担当した
スプリットです。両者を繋ぐキーワードはやはり、
Boards Of Canadaもしくは幻想的、
という事になるかと思います。
シンセの深みを楽しむには持ってこいで、両アーティストの
ファンは鬼マスト(ロック的ポップ風)!

・Jega - GeometryPlanet-mu
何故今頃、と言われる可能性がありますが。
やっぱり良い物は良いわけでして。そして私が
エレクトロニカのレビュー・サイトを参考にする際、
余り一般的でなく、好みが分かれるアーティストを
キーワードにするのですが、Jega
その一つっていうか一人だったりします。

不穏で暗いシンセ、センス・テクニック溢れるビート構成。
多彩な引き出しを持っていそうですが、寡作のため
実力は未知数です。無理やり例えるならば、
SquarepusherGo Plastic辺り)と
Chris Clark(最新作の方)を足して2で割ったような
感じだと思います。好みがはっきり分かれそうですが、
上記のアーティストが好きな方は気に入りそうですね。


Jega / Geometry(Planet-mu)


・o9 - Church Of The Ghetto PCSchematic
まだ入手出来ていませんが、某レコードショップにて
通販が開始されたので、レビュー解禁にします。

丁寧に作り上げられたオーソドックスなビート音の数々、
時にLo-Fi、時にHi-Fi、3D的になったりめまぐるしく
変化するシンセがアップテンポで攻めてきます。

コンピなどで聴いた音源では、割とHip-Hop的な
印象があったりしましたが、今作は余りそういう要素はなく、
レーベルに合わせてスタンスを変えてきた印象です。
勿論、Hip-Hopを通過したビート作りが成されていますが。
長く楽しめそうな一枚です。同レーベルファンはぜひぜひ。

■むー。短評にならないなー。
最近はどんどん文章が長くなってきておりますので、
もうちょっとこー、端的にまとめたいところです。
でもやっぱり蛇足的に書きたくなるわけで。ま、良いか。

Posted by aphex at 2004-04-16 20:49:25 | コメント(0) | Trackback(0)

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2004-04-08 17:02:10

BOCの新譜?その他Skam関連ニュース [ 音楽雑記 ]

Boards Of Canadaの新譜が04/05/24に?
先日04/04/05にエレクトロニカ必聴の1stアルバム
Music Has The Right To Children
ボーナストラック(日本盤同様のもの?)を加え
装いをデジパックにリ・イシューしたBOCに新譜情報です。

ソースはこちら

んで真偽ですが、BOCオフィシャルサイト
リリース元のWarp
ニュースにも記載は無し。
怪しいところです。

■んで、それまでリリースしていたレーベルの
Skamは、というと
レーベル10周年に伴い、カタログナンバーska001、
Lego FeetのセルフタイトルEPを、CDフォーマットにて
再発するとの事。

Lego FeetAutechreの別名義という事に
なっておりますが、レーベルがSkamなだけに
どうなのかなーという気がしないでもないです。

■で、別名義、で最近評判になってるのは、
突如Skamからリリースされた謎のアーティスト
MR 76ixJegaではないか、という噂が
ネットで広がっております。

というのも、このレーベルは新人が早々リリースする事は
ほとんどなく、およそサブ・レーベル的扱いのコンピシリーズ
SMAKでリリースを経て、正式リリース、という流れになって
いるからです。

ちなみにMR 76ixは昨年のAll Tomorrow\'s Partiesにて
華麗にデビュー・パフォーマンスをしたようです。
ATPオフィシャルサイトのアーティストインフォには
Skamのニュー・アーティスト」とありますから、
大型新人なのかもしれません。

Posted by aphex at 2004-04-08 17:02:10 | コメント(0) | Trackback(0)

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2004-04-08 16:31:14

念願のo9新譜いよいよリリース [ 音楽ニュース ]

■ついにSchematicのサイトが
更新され、TOPにo9の新譜ジャケが一番上に。
タイトルChurch Of The Ghetto PC
ようやくリリースになった模様です。


o9 / Church Of The Ghetto PC(SCHO043)


えーと。で、私がこのアルバムを予約している
お店からまだ電話がかかってきません。
北海道だしなぁ。。

待つのが嫌いな私は何をこーしてあーして
音源を入手、んで聴きました。
んー、期待して良さそうです。早く本物欲しいです。

Posted by aphex at 2004-04-08 16:31:14 | コメント(0) | Trackback(0)

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2004-04-07 16:52:33

月刊コンピ3月号 [ 月刊コンピ ]

■ふとすると、あっという間に
日にちが経っている事に驚く今日この頃です。
気づいたら、前回更新から5日も・・・。
ま、余り気にしておりませんが(暴言)。

というわけで今日の更新は、3月中に私が
好んでよく聴いた曲をまとめようという
次第。月刊コンピシリーズ第2弾です。

■この企画は、その月にリリースされた物を
主体に、期間内で見つけたマイナーな音源を
ご紹介しますというものです。

アルバム単位では余りお勧め出来ない、しかし
この曲だけは素晴らしい、という曲拾い的な
扱いです。が、アルバムも素晴らしいけど、
この曲も素晴らしいとかそういうのがあると、
その限りではありません。また過去に遡る事も
極稀に(たまに)あります。つまり適当です。

では早速、曲の方へと移っていきましょう。

(1)Mr. Projectile - Resistance Is Fertile -
  Sinking収録
Merck

(2)Secede - Greetings Twinsunian -
  Bye Bye Gridlock Traffic収録
Merck

(3)Secede - Return To Island Cx -
  Bye Bye Gridlock Traffic収録
Merck

(4)Squarepusher - Iambic 9 Poetry -
  Ultravisitor収録
Warp

(5)Squarepusher - Tetra-Sync -
  Ultravisitor収録
Warp

(6)cLOUDDEAD - Dead Dogs Two -
  Ten収録
Big Dada

(7)Jega - Norton Midgate -
  Phlax, Skampler収録
Skam

■んー。こうしてみると綺麗な曲が多めです。
・・・まぁ、(7)みたいなのが入ってるのは
ご愛嬌って事で。では解説に。

・(1)は一口レビューでも取り上げたアルバムですが、
この曲を一聴して買う決意をしたもので。

音はステレオ・ディレイがかったシンセが
左右に振り分けられ、メロディが飛び回るのを
どっしりとしたビートとベースが支える感じです。
鐘のような気持ちの良い音とタイトなリズム。
むー、良いバランスですね。

・(2)と(3)は同一アルバムから。このアルバムは
物語のようになっている、となんかで見ましたが、
確かに前半と後半では印象が大きく変わるアルバムです。

この曲らは変貌するちょうど中間に当たります。
前半部分は映画のSEのようなアンビエントが主体。
しかし(2)から突如入るリズム曲を皮切りに、
タイトなリズムの曲が続く不思議なアルバムとなっています。

リズム曲は割とオーソドックスな造りの
エレクトロニカですが、I Care Because〜の頃の
Aphex Twinが持つノスタルジックな雰囲気が
似ているかもしれません。メロディ・センスは当然、全然
違うのですが、脳裏に浮かぶイメージが似ていると
思いました。

・(4)と(5)は当サイトの長文レビューにて、
長文駄文を書き連ねております。
こちらを参照にして下さい。

・2ndアルバムにしてcLOUDDEAD最後のアルバムTen
先行シングルになった(6)。Hip-Hopというと、アーティストに
よる主張が暑苦しい感じですが、これは日常に溢れる
やりきれなさを、淡々と、しかしユーモラスと優しさを込めて
語っているような感じです。リリックを読んだわけでもないので
全然内容は違うかもしれませんけどね。

・突然めちゃめちゃ古い音源(7)で恐縮です。
いま音楽活動してるのか、まったく不明状態のJegaですが、
レーベルをSkamからPlanet-muに移籍し、
いちお新譜のアナウンスはあるみたいです。
時期はまったくもって不明なのが残念ですが。

このアーティスト、物凄くつかみ所がない感じで、
Geometryのような幻想的な曲を作ったかと思えば、
不穏なアンビエント曲やらデジタル前回のリズムメインの曲など
作風は非常に多彩。そしてそのどれもが
余り類似するアーティストがいないというのが
一番の特徴かもしれません。

(7)はベースとなるリズムに、音色を変えたり音数を増やしたり
徹底的にベース・リズムをイジり倒してます。非常に技巧派で
圧倒されます。

このアーティスト、寡作なわけですが、作品の質は非常に高く
独創的なので底が知れません。エレクトロニカの御大クラスの
才能を持っているかも、と思い、新譜を楽しみにしております。

Posted by aphex at 2004-04-07 16:52:33 | コメント(181) | Trackback(0)

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2004-04-02 14:33:16

自滅の道を辿る音楽業界 [ 音楽ニュース ]

■まるで1日遅れたエイプリル・フールの
嘘のような本当の話。
初めてトラック・バックするのがこんな嫌なネタで、
非常にうんざりします。
ネタ元は大変分かりやすくてありがたいのですが。

レコード輸入権の条文案の検討(←benli

さて、通過する可能性のある著作権法改正案の中身を
適当にまとめてみます。

・規制は日本盤がリリースされる洋盤
・対象は商業用であり、個人輸入は規制外
・価格差が2割以内のものは対象外
・国内リリースから7年を経た物は規制から外れる

ちなみに規制されれば、上記事項に反した場合
5年以下の懲役または500万以下の罰金に処されます。

■この法案、元々はアジアでリリースされた日本の
音楽に対する逆輸入を規制するものだったのですが、
法案の中身は国産レコード会社に都合の良いように
捉えられる、いわゆる官僚的な書き方をされていました。

■逆輸入の何が問題かと言えば、主に東南アジアに
向けてリリースされた国産のCDを、運送費やコストを
かけて逆輸入しても国内CDより安くなるという、
おかしな話があったためです。つまり国内CDは
馬鹿高いのです。

■では何故国内のCDがここまで高いのか、という疑問が
生まれますが、これは日本独自のシステム、
再販売価格維持制度(以下、再販制度と記す)にあります。

再販制度はレコードメーカーが小売店に対し、販売価格を
拘束する制度です。どこで買っても値段は同じというわけです。
これは資本主義の原理である価格競争に反するわけで、
独占禁止法を違反しているわけですが、CDや本などを
著作物としてどの地域でも平等に享受出来るよう、
例外とされました。もう50年以上も前の話です。

そんなわけで、国内CDは諸外国のものと比べて、
非常に価格が高い状況にあります。

■で、この改正案が持ち上がった時、逆輸入CDに対する規制と
しておりましたが、これは建前に過ぎなかったと
いうべきでしょう。

そもそも逆輸入CDなんて店頭で見かけた事がありますか?
買った事がありますか? 欲しいと思いますか?

この事からも分かるように、逆輸入CDにおける国内の
被害なんてものは些細であり、本当の狙いは、
安価な輸入盤を規制し、国内レコード業界を
守る事にあったという事になります。

■海外CDの国内盤というのは、
原盤+変なライナー+変な帯+α(ボーナストラックなど)
などなどの付加価値を加えて、価格が500円〜1,000円ほど
違ったりしますから、たまに買う分にはともかく
月に10枚ほど買う人からすると、国内盤CDは手が出ません。

で、全部禁止になると、無駄な紙(帯・ライナー)
高いお金を払わなければなりません。

■また、大きな問題があります。最近の音楽業界の
流れはなんとかCDという珍妙なもので
プレスする事があります。えー、なんとかCDとは
もちろんCopy Control Compact Disk、
通称CCCDの事です。これは最悪です。
CCCDのデメリットをまとめます(下記参照)。

・音質の劣化、音飛び、再生不可、プレイヤー破損の
可能性がある
・PCで再生出来ない
・バックアップを取る事が出来ない

この珍妙な物体は、プレイヤーメーカーが再生保証して
おらず、最悪、プレイヤーが壊れる事があります。
でも保証していないため、自己責任扱いです。
再生できなくても自己責任です。
買ったばかりのCD(のようなもの)が音飛びしても(以下略)。

■で。海外のCDはこの珍妙な規格を導入しているケースも
少なくないですが、消費者がやたら強いアメリカでは
あまり浸透してなかったりします。なので、国内メーカーが
CCCDプレスした海外CDをリリースした場合、避けるために
US盤を選択できていたわけですが、これが禁止になる。
これはヤバイ。

■この法案が通れば、消費者の音楽離れは加速する
ような気がしますが。どうやら日本の音楽業界は
滅亡を望んでるようですね。滅んで再編、良いかもしれません。

Posted by aphex at 2004-04-02 14:33:16 | コメント(0) | Trackback(0)

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