2006-05-22 23:06:39
Bitcrush - In Distance [ 試聴・一口レビュー ]
■折角久々に更新したのですから、告知だけというのも興醒めで
あります。ので、レビューを書いたりしてみます。
さーて、久々なものでちゃんと書けるか不安ですが、頑張ってみます。
■2人組のユニットGridlockの元メンバーで、ビートを主に手がけていた
Mike Cadooによるソロ・プロジェクトで、Dryftを経て今名義に
落ち着いたようです。
過去にアルバムEnarcとmp3によるEPShimmer and Fadeがあります。
過去にレビューで取り上げてますので、参照になればと思います。
特にEPの方は、このアルバムと同様の音楽性のため、もしこのアルバムが
気に入った際は、EPもお勧め出来るかなと。
新作となったこのアルバムでは、ビートに重きを置いていた1stアルバムの
スタイルは余り姿を見せなくなりました。ロービットな音を用いて、
ジャングルやアブストラクトなビートをテクニカルに刻み、トラックを
展開させるビート・メイカーぶりを見せるのではなく、雄大さのある
アンビエント的な上モノをより発展させ、シンセからギターへと
深くディレイをかけた空間的に広がりを持たせたギターをメインにすえ、
緩やかに展開するトラックが多くなってます。
特徴的だったリズミカルなビートはすっかりなりを潜め、淡々とタイトに
トラックの土台を支えるだけに・・・と思いきやT02でピアノの美しい旋律と
同時に素晴らしい打ち込みを聴かせます。これだけの武器がありつつ、
主役はあくまでも空間的な広がりを見せるギターやシンセなどの上モノという
贅沢な造り。
■EPでも聴く事が出来たようなボーカルも度々見られ(聴かれ?)、
ドリーミーな雰囲気から悲壮的な味わい、扇情的なメロディなどが
静と動を伴って楽しめるアルバムとなっています。
全9曲67分。ポストロックからエレクトロニカへ、またエレクトロニカから
ポストロックへ足を踏み入れてる方々にお勧め出来る一枚。
現在かなり愛聴してます☆

Bitcrush / In Distance (n5md)

