2004-09-29 17:14:52
Jon Sheffield - Something Left Is Never Fur(Notenuf) [ 試聴・一口レビュー ]
■昨日のDunaewsky 69を注文する際、送料を惜しんでオマケで発注した
作品です(酷い言いよう)。オマケが「Highly〜」で、メインが「Recommended!」止まりなのは
少々納得が行きませんが。まぁ良いとして。
このアーティストはTomlabからのリリースで知られますが、今作は
The Buddy Systemがオーナーを務めるNotenufから。サイトにもジャケにも、
「ノテヌフ」とカタカナで書いてあるのが気になるところ(そしてどうでも良い)。
音は玩具的な柔らかさがあり、非常に牧歌的な空気が強いです。そして温もりも感じられる
音の断片が飛び交い、心地良さに包まれたりして。非常にローファイです。
リラックスしたい時に良いかもですが、私は残念ながらメインで発注した作品の
クセの強い不穏な音楽に魅了されっぱなしで、中々聴く時間が裂けなかったり。
ていうかあんまりこういう玩具的牧歌作品(TomlabとかKaraoke Kalkとか)は
余り聴かないので、何とも評価しにくいですすいません。
なので「Highly Recommended!」が正しいのかも分かりません。
レーベルで音源聴けるみたいなので、聴いて判断してみて下さい(うわー投げやりだ)。
かしこ。

Jon Sheffield / Something Left Is Never Fur
2004-09-28 11:53:30
Dunaewsky 69 - Contiguity(Shaped Harmonics) [ 試聴・一口レビュー ]
■個人的に大好きなレーベルShaped Harmonicsの新作です。
Novel 23が運営している事もあり、ここからリリースされる作品は
上モノの残響が非常に綺麗です。それにロシア国土特有(と私は思っています)の
温度感や透明度が加わり、非常に強い世界観を作り上げている事が多いのですが、
これはロシアのアナログ・シンセサイザーの味なのかもしれません。
勿論、このDunaewsky 69も上記の例に違わないのですが、
この前にリリースされたStereo Modusとは正反対の世界だったり
します。
メロディをリードする音に暖かさはほぼ無く、それを取り巻く音の数々も不穏な
シンセが用いられ、メランコリーな楽曲が多いです。
なので、暖かい感じのエレクトロニカを求める方には不向きかも。
一方、リズムは非常にオーソドックスなパターンが多く、カッチリした印象。
意外なのは低音の太さかもしれません。太いベースシンセも加わる曲もあり、
非常に安定しています。このリズムがメロディの狂騒具合を加速させるように、
ハイハット数が増えたりして焦燥感を煽ったり。
ハイハットの増やし方がトラックを越えて似通ってたり、楽曲展開に
スムーズさが欠けているような気がするものの、クセになりそうな世界観を
持っています。
・・・私もなんか間違ったレビューとして、くるくる回る美しい旋律で甘美な悪夢が
どうたらで堕ちていく感じがうんたらとか書いてみたいんですけど、
やっぱり恥ずかしくてそんな事書けません。あ。書いちゃったですけど。
不穏な音楽マニア(なんだそれは)の方は是非どうぞ。

Dunaewsky / Contiguity
2004-09-23 05:41:54
Bola新譜、Skamリリースニュース [ 音楽ニュース ]
■まさかこんな時間に更新する事になるとは・・・。
と思いつつ、新譜ニュースなのでとっとと行きましょう。
Skamの重鎮Bolaが待望の3rdアルバムをリリース。
タイトルはGNAYSEで11月リリース予定です。CDとアナログ両媒体で発売。
前作のFyutiから2年ぶりとの事で。後は延期しない事を祈りつつですね。

前作のFyuti
・同じく同レーベルネタで、Quinoline Yellowも新アルバムを予定しているそうで。
EPのCyriack Parasolがポスト・Autechreとも言えるべき
作品(というか元々Autechreフォロワーなのでしょうが)だっただけに、
期待したいところです。
でもどう考えてもBolaの新譜ニュースには期待感が
格段に落ちますね。
■・・・んでLego Feetの再発はまだ〜?
2004-09-19 18:09:48
音楽業界最後の20世紀 [ 音楽ニュース ]
■さて。もう1日過ぎた事で取り上げる価値も無さそうですが、
自分のまとめ的に取り上げようかと思います。
ひとまずCCCDという物を知らない場合は、この記事の意味がおよそ
分からないと思われますので、こちらを先にどうぞ。
あと私の過去記事もリンク。自滅の道を辿る音楽業界
エイベックス、CCCDの採用を弾力化(プレスリリース)
エイベックス、CCCDの弾力運用を決定――SA-CD、DVD-Audioを推進(ITmedeia)
CD紛いのプラスチック盤を、国内で初めて採用したエイベックスとかいう
会社ですが、これまで同社所属の歌手の音楽を紛い物のみでリリースするという、
崇高で最新で先進的な考えを撤回するそうで。

紛い物にはこのマークが貼ってるそうで
ちょっと20世紀過ぎましたって事でしょうか。
■今後、このレーベルは作品ごとにCDと紛い物メディアを使い分けて
リリースするとの事。で、この会社一番の稼ぎ頭・浜崎なんとかさんが
9月29日に発売する音楽はCCCなんとかじゃないないようです。
まぁ浜なんとかさんの売り上げも低迷してますしねぇ。といっても
低迷している理由は明らかに人気の急落だとは思うんですが。
俗世に疎い私の事ですから、適当ですけどー。
■一方、これまで頑なに紛い物でリリースしてきた理由ですが、
PCによるCDコピーの氾濫やファイル交換などの著作権侵害行為の広がりを
防止するため。そして今回、弾力化した理由について
「著作権侵害行為に対する啓蒙活動が一定の成果を収めた」ことと、
「HDDミュージックプレイヤーなど新しい音楽の楽しみ方の広がりに対応していく」
ためだと仰ってます。
■んーと某A社に関連したニュースで一番関心が高かったのは、
日本レコなんとか協会の長を兼任していた依田巽・前社長の退任騒動でしたけど。
なんでしたっけ、松浦勝人とか言う人が2日くらいで辞任から復帰されたりしたっていう。
前日取引終了時間間際に大量注文があり、翌日開始直前に復帰ニュースが流れ、
売り抜けしたとか。適当に端折ってます。まぁどうでも良いですし。
会長を兼任してた人はCCCD推進派でしたから、これの導入による売り上げ減につき
この採用を取りやめる機会を、社長交代という事で作り上げたという見方は穿ってますか。
一連シナリオな香りがぷんぷんするとか。
勿論、CCCD=悪と見なされ、導入の先駆けとなった戦犯的イメージを払拭したいのは
分かりますけど、色々不穏な動きがありますからね。
■あ。ちなみにソニーが禁止機能の全廃を検討だそうです。
まぁこの会社が販売するmp3プレイヤーの再生メディアは、独自規格の物ばかりですから、
そっちを全廃した方が良いんじゃないかなとか思ったりするのは内緒です。
Atracでしたっけ?よく覚えてませんけど。いい加減、ベータの辛酸を舐めるべきです。
それから。東芝エミ(エミと読むのではないらしい)とユニバーサル音楽さんは
エイベックスさんと同じスタイルとの事。まぁ導入の先駆者は全廃とは
言えないでしょうけど。後者の2社さんは・・・まぁ良いや。
ていうか、私の大好きなSigur RosはAvexからEMIに移ったのでした。
やっぱ良くないです。とっとと撤廃しなさいな。・・・日本の会社じゃ意味無いですか。
ですよね。ふー・・・。
あ、ついでになんか色々検索していたら、何だか読んでて切なくなるコラムを発見したので
この方のリンクを持って、当記事を終了させて頂きます。
コピーコントロールCDを肯定する(←EMD)
2004-09-17 18:23:20
Tiki Obmar - Sessions(Merck) [ 試聴・一口レビュー ]
■毎月1枚という異常に活発的なMerckのニュー・リリース。
といっても少々時間が経っているのは、入手出来たのが遅かったからです。
まぁさらに一月前のも続けてご紹介するわけですが。
同レーベルには珍しい3人組みのバンドスタイルTiki Obmarが
未発表音源3曲に、レーベルフレンドや親しい仲間に頼んだRemixワーク集を
コンパイルしたCDです。
未発表曲は前作同様のバンドスタイルで、より生音感は強くなった感じがします。
曲は相変わらず変拍子を淡々とこなしてたり。これを聴いててふと思ったのですが、
やはり歌が入るか入らないかで、曲構成に大きく開きがあるのかなと。
別にどっちが優れてるというわけではないのですけども。
Remix陣はHelios,Cepia,Proswell,Machine Drume,Proem,Tim koch,
Deru,Deceptikon,La Muerta Blancaと豪華です。
HeliosのRemixが原曲を活かしつつ、なおかつこのアーティストの
世界観も同居させてしまう絶妙さで、頭一つ抜けてる感じでした。
Remixが上手い人なのかもですねー。両者のオリジナルより好きかもです。

Tiki Obmar / Sessions
2004-09-17 18:22:17
Various Artist - Merck Mix3(Merck) [ 試聴・一口レビュー ]
■やー、このシリーズはもう全ての面において素敵な作品です。
特に今作に当たる3作目は絶品で。中身といい、収録時間・曲数といい、
価格といい。レーベルサンプラー的でもあり、コロコロ曲を繋げていくため
DJのお勉強にもなりそうです。46曲77分収録で1,280円でした。
今エレクトロニカで一番旬なレーベルを閉じ込めた作りです。
Mixなので各アーティストの曲を丸々、とは行きませんが、雰囲気や音の
質感を一気に調べられるのではないかと。
しかしこれを聴くと本当にこのレーベルには多彩な人がいるなと
関心します。勿論、レーベル外の人の曲も混じってはいますが、Remixで
参加してる曲だったりとこだわりがあります。
んー、Aphilasというアーティストが非常に気になりました。
この人は来年、同レーベルからフル・アルバムをリリースするらしいので、
期待して待ってみようと思います。む・・・と思ったらですね、
先日紹介したXhaleのレーベルMiasmahからmp3を
リリースしていたので、即ダウンロードしました。
うーん、いずれこのレーベルも総特集したいところです。
と話はそれましたが、このMixは完成度も高く楽曲もバラエティに
富んでいるため、垂れ流しても良しなCDで非常にお勧めです

Various Artist / Merck Mix3
2004-09-15 14:20:18
Xhale - Slugabed [ 試聴・一口レビュー ]
■Merckのコンピで良く顔を見るものの、
いまだまとまった形式でリリースされた事がないXhaleですが、いつの間にか自身の
レーベルMiasmahでmp3にてアルバムをドロップしていました。
情報をLoadedのヒデービスさんより頂きました。感謝です☆
(関連記事→Xhale - Slugabed)
んで、MerckのIDM方面を担うアーティストであると思っていたのですが、
このmp3アルバムを聴いて、より一層その感が強くなったりして。
ただコンピで聴いていた楽曲より、もうちょっと内面にこもる感じが
あるかもです。
音的な質感は全然違うのですが、若干Proemに近い感じかもですね。
楽曲的な起伏はXhaleのがありますが、シンセの雰囲気とかは離れていないと思います。
もうちょっと全体的にビートが強いと私好みです。
Double Downにも収録されたPaprikaみたいな曲がいっぱいあると
思っていたので、ちょっと残念かも。雰囲気的には○です。

Xhale / Slugabed
2004-09-15 14:19:11
Spark - Super Robot Battle Deluxe [ 試聴・一口レビュー ]
■Keef Bakerと同じくn5MDからSparkの新譜です。
このレーベルは良質なアーティストが多いので、動きが活発なのは嬉しいですね。
と、言っておきながら微妙なCDのレビューになります。こういうのが好きです。
タイトルは某ゲームから取ったようで。だからといって多分、そのゲームからの
サンプリングを使ってるとか、音声が声ネタで使われてるという事は無さそうなので
気をつけて下さい。また、前作The Robotic Girl Next Doorに比べて作風が
ガラっと変わっており、キラキラしたようなメロディは姿を消しています。
んん・・・今作は一体どうした事でしょう。あの幽玄なシンセが消え、
ひたすら民族的な質感のビートで起伏の乏しいミニマル展開。暗い音を垂れ流し続け
不穏感を与えるビートに、不協和的なメロディ。途中に加わるノイズ。
トラックによって深いアンビエントなシンセもありますが、そういう曲に限って
打ち付ける攻撃的なビート+ノイズまみれになったりして。んんんー???
なんか嫌な事でもあったのでしょうか(短絡的すぎ)。
たまに面白い曲があったりもするのですが、全体的に聴いてて疲れそうな1枚です。
微妙かな。

Spark / Super Robot Battle Deluxe
2004-09-15 14:18:21
Keef Baker - The Widnes Years [ 試聴・一口レビュー ]
■かつてリリース媒体がMDだけだったレーベルn5MDですが、気づけば
大きめな特殊プラスチックケースによるCDのみになっています。
このケースがまた・・・コレクター心をくすぐると言いますか。好きですこの材質。
このアーティストKeef Bakerはどうやらこちらが初リリース。と思ったのですが
調べてみたところ、今年はじめにSharps Injury名義で
I Told My Girlfriend This Was A 12"をリリースしているようです。
レーベルはMechanoise Labsで、2曲のサンプルと1曲の
フルトラックmp3を聴く事が出来ます。
音はオーナーのGridlockが垂涎のインダストリアルさで。
ビットを崩した音でジャングルやブレイクコアな勢いのあるビートを構築、
轟音の破壊力を持っています。
一方、上モノは雄大なアンビエント的だったりして、メロディ性が強いです。
そのギャップも中々良く、これら2つが消しあう事なく同居しているところが、
ただのうるさい音楽とは一線を画していると思います。激しいビートもメロディの壮大さを
引き立てており、良いバランス。
リズムは美味しい要素もあり、上手いですね。9曲目のCanverraが出色の出来。
へヴィ・ロックを通過している方や攻撃的なものが好きな方にお勧め出来そうです。
いまの私がお気に入りな一枚。今後の動向も楽しみです。

Keef Baker / The Widnes Years
2004-09-12 15:10:44
エレクトロニカ入門サイト構想 [ エレクトロニカ構想(仮称) ]
■最初に関係ない話からですが。
ソーシャルネットワークシステムとか言う、横文字に弱い私はそれだけで
平伏してしまう名前のサービスに参加し始めました。
社会的に役に立たない私も社会福祉ってわけです
前々からMixiという名前を聞いており、
調べてみたもののトップページまでしか見れず、
さっぱり意味わかんないみたいな感じでしたけども。
で頼りになるGoogle様を頼りに検索・・・
「相手がすぐに納得できる答えを出すことは専門家で
あっても難しいものです」、ほうほう敷居が高そうです。
「一般的には、『カウンセリング』といえば理解される方が
かなりいると思われます。一対一の対面がその活動スタイルであることや、
『心理的な問題』に対応する、比較的分かりやすい内容だからでしょう」
・・・?んーこれ・・・ソーシャルワークですか。あはは。
■えーと確信犯ですすいません。ちなみにソーシャルネットワークとか
言うものは、参加されてる方の招待が無ければ中を覗く事が出来ないという。
なんだか閉ざされたコミュニティのようで。
覗く事が出来ないと知ると、わー、なんかめっちゃ気になるんですけど。
もしかしたらここには私の知らない美味しいエレクトロニカな情報が
満載なのかもしれない!と思うともう堪りません。
と思ったのが昨日。今日は強行手段にて無事参加する事が
出来ました。わーいわーい(招待して下さった方、本当にありがとでした)。
■で、自分の設定なんぞをポンポンとてきとーに入力し、登録完了。
えーと。何すれば良いんですか。全然分かりませんて感じだったので、
とりあえずウロウロしてエレクトロニカなコミュニティに参加したりしました。
中を覗いてみたものの、なんとなく余り活発じゃないような・・・。
でもそこでLoadedのヒデービスさんを発見、
心細かったので、ほっと致しました(笑)。
■さてさて。ここは私がもやもや〜と考えていた構想を、実現出来る場所と
なるかどうかです。エレクトロニカ入門用となる必聴盤のデータベースと、
レビューを集めたブログを作れないかなーと。

この本をエレクトロニカだけで
まとめたような感じに
勿論、私一人では面倒くさいし絶対挫折する厳しいので、
レビュー作成から編集まで、自由参加型にしたい方針です。
紹介するCDのセレクトやご意見だけの参加も大歓迎、みたいな。
で、そのアーティストから関係する派生アーティスト繋がりなどの
紹介とか出来たり、って感じで。妄想してるのはこんな感じですけど。
この構想に参加して頂く方を、色々募ってですね、このソーシャルワークだか
何だかに招待して、そこで色々と計画したいなーと思ったり思わなかったり。
夢は膨らむ一方ですが、本人の飽きの早さが問題だったりしまして。あはは。
■とまぁ、そんな事を考えております。もし参加したいとか文書いてやるとか
俺にも私にもやらせろという方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひこちらに
お気軽にコメントをお寄せ頂きますか、もしくはメールを
お待ちしております。なんつて。わー、見切り発車だこわーい。
という事でした。

