2004-12-28 01:08:59
2004年ベストあれこれ! [ 特集・長文レビュー ]
2004年トラック部門はこちら〜
■前回に書いた通り、私はPraveenというアーティストをめちゃくちゃ
買ってまして、本来であればこのアーティストが2004年の新人賞かなと
思っていたのですが(当初のリリース予定は12月)、リリースは来年2月に延期に。
んで、余りエレクトロニカ全般の人向けではないこのアーティストが新人賞です。
ん、なんか酷い書き方ですね(笑)。
★2004新人アーティスト部門★
edIT

Crying Over Pros For No Reason
に決定しました。シンセなどの上モノが好き、という方には
お勧め出来ないっていう。でもリズム、とりわけHip-Hopなビートが
好きという方には堪らない一枚だと思います。
また、Daedelusの12"で
Remixを提供しており、これも良かったです。
■お次はレーベルです。・・・んー、これはもうダントツですね。
それくらい活発で、良質な作品を提供してくれて、一気に人気レーベルへの
地位を確立、躍り出た感じです。
★2004ベスト・レーベル部門★

月1枚リリースという驚異的なペースながら、多彩なジャンルのアーティストを
抱え、さらにどの作品も外れが無いという安定っぷりでした。
一昔前であれば、エレクトロニカを聴き始めた人に勧めるレーベルって
Morrとかだったと思うのですが、現在だとこのレーベルを
お勧めする方が多い事でしょう。そんな重要なレーベルとなりました。
来年も活発で、エレクトロニカを賑わせてくれる事を期待してます☆
■私は今年コンピをいっぱい聴いたので、そっちも今年一番良かった
レーベル・コンピを発表しちゃおうかと思います。
知りたいレーベルのカラーが一番伝わるものなので、非常に聴き応えが
ありますよね。
★2004ベスト・コンピレーションアルバム部門★
MD8 (n5MD)

Various Artist / MD8 (n5MD)
元々、リリース媒体がMDのみだったのですが、CDにも手を広げ、
非常に活発になった時期にリリースされたのがこちら。
Quench、Gimmikが参加してたりもしますが、
ほぼこのレーベルからリリースしている人の音源が詰まっており、
どの曲もクオリティが高いです。
個人的に好きなKeef Bakerが収録されておらず残念ではありますが、
それを補って余りある中身です。この穴を補完する形で、
リリース25枚目を記念してThe Mafia Rip Binというmp3コンピを
リリースしていたりします。

Various Artist / The Mafia Rip Bin (ダウンロードページへリンク)
■そうそう、フリー・ダウンロードさせてくれるコンピレーションと
いえば、今年はこんな凄いものがリリースされていました。ずっと書きたかったの
ですが、かなり旬は過ぎてますので、トラックバックやリンクでお茶を濁そうと
思う次第です。

Various Artist / Intelligent Toys 2 (Stemos)
このStemosというレーベル、ネットレーベルらしく
これまでに7作品リリースしています。んでこのIntelligent Toys 2なんですが、
なんと全24アーティスト、28曲という代物となっています。
収録時間は2時間21分を超えちゃいます。なのに面子までもが豪華で、
なぜこれを2枚組のCDでリリースしないのか分かりません。絶対売れると思うんですけど。
・・・わぁ、すっごい利益主義みたいではずかしー、ま、それくらいに
豪華なんです。買え。じゃないや落として聴いて下さい。
このレーベルやコンピについては、Loaded(←ヒデービスさん)のサイトや、
お世話になりっぱなしのひみつノート(←cueさん)のサイトが
詳しいです。私は情報泥棒です☆
■と、大体こんなところでしょうか。他にもフリーの良いコンピが
あったりしますが、そちらはレーベル特集を組む予定です。
来年にならないうちに書いてしまいたいところですが・・・ふむ。
さてさて。お次で2004年ベスト特集最後になります。アルバム特集です☆
お楽しみに〜てすぐ掲載しちゃう予定ですが(笑)。
2004-12-26 19:21:57
2004年ベストあれこれ!(トラック部門) [ 特集・長文レビュー ]
■さて。最近は全然最近更新してないのに、私的2004年
ベストなあれこれを紹介したいと思います。じゃないと今年中に
終わらない予感なものでー。
まずはトラック部門です。あ、いちお言っておきますが、
いちお今年リリースされたもの限定となっています。
順不同で私的ベスト・トラックは以下の通りです。
★2004トラック部門★
・Manual & Syntaks - Sunset Rider
・Ilkae - Secede Mix
・Praveen - Small Crues
・Purple Confusion , Villeneuve - Return To Nassau (Vocal Version)
・Squarepusher - Iambic 9 Poetry
・cLOUDDEAD - Dead Dogs Two
・Arovane - Cry Osaka Cry
・Erast - Georgianintokyo
・Venetian Snares - vida
・Styrofoam - couches in alleys (ft. ben gibbard)
この中で注記しておきたいのは、VilleneuveとPraveenです。
・前者ですが、私が当ブログで超良いです!と声を大にした女性ボーカル。
そのくせ、デビュー・EPが出ていた事に全く気づきませんで・・・。
ふ、不覚なり・・・。
9月にリリースされたらしいですが、まだ入手出来てません。
ですが絶対入手します。試聴サンプル聴いたら、あの魅力的過ぎな声は
健在で惚れ惚れです。早く聴きたいですねー。

Villeneuve / Graceland (Different)
・んでもう一方のPraveenですが、このトラックは
レーベルA.IのコンピStationに収録されていたものです。
新人とは思えないほど、音の完成度が高く、そしてリズムの巧さといい
シンセの作りと言い、かなりハイ・クオリティな楽曲で一聴で魅了されました。
来年2月、Neo Ouijaからアルバムをリリースする予定に
なっており、非常に楽しみなアーティストです。
このアーティストはひみつノートのPraveenから頂きました。
より詳しい情報がありますので、ぜひご覧になって下さいませ。
いつも素晴らしい情報感謝です☆

Praveen / Backed By Spirits (Neo Ouija)
■次回の「あれこれ」は新人賞とベスト・レーベル、ベスト・コンピを
予定しています。お楽しみに☆
2004-12-16 15:23:35
Pedro - Fear & Resilience [ 試聴・一口レビュー ]
■Melodicの2枚看板と言えば、Minotaur Shockと
そしてあのRadioheadも賞賛したというこのPedroじゃないでしょうか。
・・・すいません。いま私の知ってるすっげ偏った知識と、記憶を頼りに
上記2行を書いちゃいました。読み飛ばしをお願いします。
で、なんか私的に非常にメジャーな香りを感じる次第ですが、彼らのセルフ・タイトルの
1stに収録された曲Fear & Resilienceを、色んな人脈の方がRemixしたものを
集めた内容となっています。
ゲストに参加してる顔ぶれがまたあれです。Prefuse 73とFour Tetの
両御大です。なんか戦略的なものを感じますねー。
と凄く嫌な書き方ばかりしてますが、そんな事を言いつつ入手しレビューを
書いてるのは音が良かったからに他ならないわけで。そりゃメジャーも放っておかないわ、
みたいな。
別名義でボサとか行っちゃってるPrefuse 73は
ここで力強いカット・アップぶりを大発揮してますし。オリジナルは
ポスト・ロックだったと思うんですけど、Remix陣がほとんどHip-Hopな感じに
仕立てあげ、Pedro自身によるセルフRemixもアブストラクト。
両御大以外にはCherrystones, Danger Mouse, Home Skilletと
私は全く馴染みの無い名前ばかり。ですがとっても渋いRemixになっており、どれも
ハイ・クオリティです。
ちなみにFour Tet御大は21分を費やしたやりすぎRemixです。

Pedro / Fear & Resilience (Melodic)
2004-12-16 14:34:48
Ilkae - Bovine Rearrangement [ 試聴・一口レビュー ]
■激しくご無沙汰してしまいました。イベント以後、東京へ
遊びに行ったりしており、バタバタしてたのですー。
という事でいっぱい書かねばな事が溜まってますので、早々にレビューへ。
今年、月1枚という徹底したリリース・ペースを守り抜いている
Merck11月のリリースです。といってもほぼ12月でしたけど。
ちなみにすでに12月のDeruの新譜も出たようですね。
こっちはまだ買ってません。
このアルバムは、1〜2分からなる45曲を詰めたPistachio Islandを、
同レーベルに所属するアーティストや、エレクトロニカではおなじみの面々18組が
Remixしたものです。参加アーティストは以下の通り。
Secede, Shex, Kettel, Daedelus, Setzer, Tim Koch, Vim, Carrier Two,
Joseph Nothing, Isan, Octopus Inc., o9, Machine Drum, Lackluster,
Md, Helios, Proem, Proswell
このうち日本人アーティストのShexとJoseph Nothingが2曲ずつ
提供し、全20曲とこれだけでもおなかがいっぱいの内容。なのに中身は
これだけの面子が集まっている事から、非常に多彩な内容となっており、納得の一枚。
なんだこのキャッチは、みたいな気持ち。
冒頭を飾るSecedeの出来が非常に良く、Ilkaeの持つ
ゲーム・サウンドな原型を活かしつつ、自らの世界観とマッチさせて物語仕立てにする辣腕ぶりを
発揮しています。疾走感といい、非常にいかすー。
その他ではo9やLackluster、ProemのRemixが好きでした。
聞いた事の無い名前では、Carrier Twoが非常に気になる音使いです。
んー。Remixの名手じゃないかと思っていたHeliosはイマイチ。
Kettelは南国風なのが私が好きじゃないですが、相変わらず
小慣れた感じで良質、Daedelusはクラシック的で面白く・・・と、書いていけば一人ずつ
何かしら書く事が出来てしまう、そんな素敵な一枚で非常にお勧めです。

Ilkae / Bovine Rearrangement (Merck)

