2004-04-21 17:11:53

新カテゴリ「Phonem徹底解剖」追加、はじめに [ Phonem徹底解剖 ]

■どうも最近はニュースも新たに聴いた
音源もなく、いつものように更新が滞るのが
目に見えています。ので、今回は私が理想とする
音楽をリリースしてくれたPhonemという
アーティストを徹底的に書いてみる事にします。


PhonemことEliot Perkins

■彼の音楽は、基本的にシンプルで、キックとスネアは
オーソドックスに配置されたものを、ミニマル的に
繰り返します。特筆すべきは、ハイハットの多様さです。

Lo-Fiでビットを崩した「ザッ」という音や、ガシャというような音、
人の声をボコーダーにかけた音。
グリッチからクリックノイズなど、
攻撃的な音を様々取り入れつつ、絶妙なバランスで
複雑に絡み合わせ、ビートを構築しています。

Phonemの曲は基本的に5分以上で、10分を超える曲も
少なくないのですが、ハイハット関連が多彩な事から、
シンプルなキック・スネアにも関わらず、飽きる事がありません。

上モノはアンビエントのように深い空間系で綺麗な音を好んで
使用しています。ビートの攻撃性とシンセの和やかさは、
相対するものでありながら、上手く絡み合っているのは、
ビート部分もメロディとして主張しているからに他なりません。

Post・Autechreと呼ばれる連中と、一緒くたに見なされる事も
多いですが、それら有象無象とは頭抜けた存在であり、
メロディ・リズム・音選択のセンスが私の好みなのです。

好みによって評価は左右しそうですが、一度聴いたら
記憶に残る印象の強いアーティストには間違いありません。

■本名Eliot Perkins、英語語学教師兼ダイバーだとか。
1999年にMorr Muicから
12\"で4曲入りのPhonetik(MM004)でデビュー。
同年、リリース先をJetlagへと
変え、The Mechanic Versesをリリース。

翌年2000年9月にMorr MuicからHydro Electric
2002年1月に同レーベルからIlisuのドロップを最後に、
音楽活動を終了した・・・との噂。信じたくないですね。

Phonemのその他の活動としては、2001年8月に
DinC.C.Oでお馴染みの
ArovaneとコラボしたAer(Valid)Vertical Form)、
別名義Spikeで12\"のOperation Binary 24
政治的メッセージの強いレーベルBeta Bodega
傘下レーベルRice And Beansからリリースしております。

わずか3年という音楽活動の中、単体名義で5枚、
コラボで1枚を残したPhonem
このカテゴリでは、筆者の思い入れたっぷりな自慰的文章を、
アルバム単位、曲単位で、徹底的に書き連ねます。

Phonemファンに。また、これを読んで少しでも多くの方が
彼の音楽に触れるきっかけとなれば幸いです。

Posted by aphex at 2004-04-21 17:11:53 | コメント(12) | Trackback(0)

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