2005-03-24 18:14:22
Danieto - Cirugia Casual [ 試聴・一口レビュー ]
■U-Coverの2005年第1弾となるリリースは、過去に
同レーベルからCD-Rシリーズで作品を発表したSkipsapiensの
片割れであるDaniel Nietoのプロジェクトで・・・なんてアーティストの
プロフィールを記す事に、なんか最近抵抗を覚える寝たきりすずめですこにちは。
デジタル・ダブな音やら伸びのある音色をミニマル的に、そして少しずつ
音数を増やし、隙間をどんどん埋めていくスタイルです。
気が付くと一音一音に飲み込まれ、深く沈みこんでいくような
錯覚を覚えたりして。
ビートは余りトゲの無い、どちらかというと丸みのある音色で
深みへと緩やかに誘ってくれたりします。耳障りの良いクリック的な
音色って感じでしょうか。ビートの構成自体は上モノに味付けする程度で、
余り主張は強くないように思います。
というよりは上モノとビートの境界線が余り無く、混在したまま
深層的アンビエントなサウンド・スケープを作っている感じです。
はい、サウンド・スケープって単語を使いたいだけなんです。
デジタル音ばかりじゃなく、ピアノを加工した音色を使ったりもし、
非常に深く美しい曲もあり、これは中々素敵だと思います。
音数の多いMille Plateauxみたいな。いや、そっち系は
余り得意じゃないので、ほんとかどうか知りませんけど。
■無機質だけど美しい、感情も思考もなく、ただただ内なる世界へと
沈み込んで行きたい際にお勧め。全12曲57分の旅が待ってます。

Danieto / Cirugia Casual (U-Cover)
2005-03-24 18:12:21
Multiplex / With Hands and Feet [ 試聴・一口レビュー ]
■過去にこの作品同様、多彩なゲストを招いてRemixを依頼したMixtが
とても豪華でしたが、今作も中々な面子に仕上がってます。
Track_01がMultiplex自身のオリジナルで、それ以外は
Toytronic周辺のアーティストから、なぜかブレイク・コアな人までと
幅広い人選となってます。Remix陣は以下の通り。
Digitonal, Shitmat, Proem, Decadnids, Safety Scissors,
Fizzarum, Novel 23, Dictaphone
そのため、というわけではないでしょうが、今回は自身のレーベルである
Multidiscからのドロップとなりました。
この中で印象に残ったのはやはりDigitonalと
Novel 23です。というか後者のRemixはかなり素敵でした。
相変わらずシンセの使い方が半端ないといいますか。前者の方は原曲を
上手く活かしつつ、ドラマチックに仕上げ自分たちの音楽観に
引きずりこんでる感じで。
2曲提供しているShitmatはやっぱりブレイク・コア全開で
私的にはちょっと厳しいです。非常に良いメロディの曲があったと思ったら
不穏で不協和音な実験曲を放り込んでくるFizzarumは
とてもBOCみたいな感じでした。
好きですけど、ちょっとBOC過ぎます。こちらで聴けます。
■んー、中々面白いアーティストが揃ってるんですが、簡単に
お勧め出来る感じではないですね。Novel 23が大好物で〜て方は
持っておいて損はないと思いますが。それくらい出来は良いです。

Multiplex / With Hands and Feet (Multidisc)

