2005-04-14 19:02:23

Justin McGrath - Life Through Small Window [ 試聴・一口レビュー ]

■やっぱり買うならアルバムかなーと思って、こちらを注文した次第です。

基本的にこちらもピアノが重要な役割を占めるのですが、それ以外にも
バイオリンやボーカル、ギターなどを取り入れていたりします。
また、ビートに用いられる音が立体さが増すなどの進化もあり。

ですが、このアルバムは非常に重く暗かったりしますー。
ダークなわけですね。それでいて美しかったりするんですけど。

不穏なシンセは暗く響き、延々とミニマルに展開し、ピアノや
バイオリン、歌声などがメロディを展開させていきます。が、ピアノに
比べて余りまだ使い慣れてない感じがしたりして。
ピアノを使用した曲は、上手く響かせる手練手管を見せるんですけども。
この辺は成長性に期待したいところだったりします。

ビートはメロディにあわせるように、軋むような音色で
世界観を壊しません。時にトリッキーなリズムがあって美味しいのですが
上モノが重過ぎるのか、気づくのに時間がかかったりして。

アルバム前半のトラックは暗い展開が多いのですが、
中盤からメランコリーではあるものの、雄大さが増していき、
アルバムの構成にこだわりを見せていきます。

そしてそれらが集約する曲、それがTrack_09かなと。
前曲がピアノを全面的に打ち出し、雰囲気を大きく変えているのですが、
その余韻を引きずりつつ、この曲に雪崩れ込む次第です。

この曲は激しく美しいです。叙情的に伸びるバイオリンの音がとても
素敵で、リズムも激しさを増す後半は素晴らしいの一言です。

ラストはピアノ・バイオリンを絡ませ、クールダウンするように
テンポが徐々に落ちて、幕を閉じます。この曲の完成度も高いですね。

■全11曲45分。前半から中盤にかけてのメランコリーな展開は、
ミニマル要素も強いため、ちょっと厳しかったりしますが、
中盤に入ってからは非常に聴きごたえがあります。

バイオリンを使う展開などはDigitonalに通ずる部分も
ありますが、そこまで過剰なドラマティックさはなく、抑え込んだ感情を
染み出させる感じです。・・・ええ、私も何言ってるのかよく分かりません。

なお、このアーティストはThe Flashbulbに目をかけられているのか
リリースパーティのゲストとして参加してたりします。
んで、その縁かSublight Recordsと契約したようです。
というわけで、次作からは入手が容易になるかもかも。

成長が期待出来る楽しみなアーティストですよ、この方は。


Justin McGrath / Life Through Small Windows

Posted by aphex at 2005-04-14 19:02:23 | コメント(2) | Trackback(0)

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2005-04-14 19:00:51

Justin McGrath - Document for a Week [ 試聴・一口レビュー ]

■時系列的に先にリリースされたこちらをご紹介します。

馴染みのないアーティスト名ですが、先日ご紹介した
ネット・レーベルのコンピ、Ctrl-Space
気になったのがこのアーティストJustin McGrathなのですが、
セルフ・リリースという形式で3枚の作品がありまして、
私はフル・アルバムのLife Through Small Windowsを注文した次第です。

んで、送料込みで10ドルだったんですけども、3週間くらいした後に
無事到着、定形外封筒に入っていたのですが、送料がすでに5ドルかかっており、
私はなんとなく申し訳ない気持ちになった次第です。

さらに開封したところ、注文していないEPのDocument for a Weekまで
オマケで送ってくれ、私は号泣したという次第です。いえ、泣いてないですけど。
全力でレビューを書かせて頂こうという所存です、はい。

■閑話休題。この人はピアノやバイオリンなどを上モノとして
メインに用いるのですが、そのセンスに惹かれた、、ていうのは
いつもの事ですね。うんうん。

こちらのEPではピアノを効果的に使用しておりまして、
伸びのあるシンセなどと絡ませつつ、空間エフェクトをかけて
極上のトラックに仕上げたTrack_07や、反復したフレーズに
淡々と変化し続くメロディを描き出すTrack_04-05(上記コンピの収録曲)、
これら核となるトラックのインタールード的に挟まれたものまで
ピアノ好きには堪らない作品です。

ビートは基本的にグリッチ/IDMなのですが、丸いロービットの音から
シャープなものまで効果的に使いつつ、各トラックに起伏をつけます。
メロディとビートの連携により、静と動をはっきり区別させていたりして、
中々ロック的だったりもして。

■全10曲21分。珠玉のトラックが詰まったEPです。
ピアノの音に弱く、グリッチ好きなら抑えて損はないEPです・・・が、
購入できるのはアーティスト自身のサイトしかないのが、ちょっと
残念ですね。

にしてもTrack_02に挿入された子供のキンキンした音声は
聴くたびに思わず「ウルセエエエエェェェ!!」と言ってしまいます。
それだけは言いたかったです。はい。


Justin McGrath / Document for a Week

Posted by aphex at 2005-04-14 19:00:51 | コメント(0) | Trackback(0)

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