2007-12-29 22:53:12
B. Fleischmann - Melancholie/Sendestraße [ 試聴・一口レビュー ]
■このアーティストを知ったのは、Welcome Touristだったのですが、
そのアルバムの2枚目は1曲45分という代物でした。二面性があるのも
それで知ったわけですが、過去にもTMPというアルバムで
全2曲70分弱、という作品をリリースしていたりして。
そんな素敵なアーティストですが、今作は2枚組み全2曲100分弱です。
よろしくお願いしまーす。
■しかしこの超長尺のトラックを聴いていて思いますが、
基本は1フレーズなんですよね。その同じメロディを使いつつ
なだらかに展開させていくのですが、音色を変えてみたり、ノイズを
交えてみたり、楽器を変えてみたり、雰囲気が変わってみたりしつつ
進行していきます。あ、これは1枚目のMelancholieの話です。
ビートも緩やかにあったりなかったり、アンビエント的な要素やら
エレクトロニカ、はたまたジャジーな雰囲気にころころ変わりつつ、
気づけば45分経っておりました、みたいな素敵トラックです。
いや、長い曲は逆に、だらーっと聴けちゃって良いですね。
先は長いんだから気負わずに、みたいな感じになります。
■お次は2枚目のSendestraβeなんですけど、こちらは
1枚目と変わって音がもっと実験的になります。
前面にレコードノイズ/クリックノイズ、ホワイトノイズをまとい、
そのバックには儚げなピアノが単調な和音・アルペジオを奏で、
手法としてはエレクトロニカ的な展開を見せます。
基本的にデジタル加工された上モノ兼ノイズがメロディ・ビートを
担当しつつ、展開したりして、実は1枚目より荒々しかったり。
落ち着きが余りないですね。気づいたらドローンになってたりしますので。
しかし、20分後半から35分までの展開が素晴らしい・・・。
■この2枚組みですが、両方ともライブで演奏された音源らしいです。
なんですが、バンドと異なり、そのまま音源を保存出来るためか、
スタジオ(というのかどうか知りませんけど)音源と変わりありません。
むしろ、こんな音楽が生で流れたのかと思うと、凄く羨ましく思いますね。
前述しました2枚のアルバムが好きだったり、長尺のトラック好きな方、
なだらかに楽しめますので、お勧めです☆
・・・ところで今気づいたのですが、「B.」の後はスペース無しなんですか。
あらあら、この音源リッピングした際、空けちゃったですよ。
うーん、でもDiscogsはスペース有りか。。
B.Fleischmann Website
B.Fleischmann myspace

B.Fleischmann / Melancholie/Sendestraße (Sound Of A Handshake)
2007-12-29 16:07:57
Eluvium - Copia [ 試聴・ポストロック関連 ]
■アンビエントな作品が続きます。
といいますのも、今年私が主に聴いた音楽は、実はこういう陶酔して
しまいそうなものばかりだったりして。今年の後半は長尺の曲ばかりを
聴いておりました。
B. Fleischmannの1曲45分のものとか、Godspeed You Black Emperor!とかです。
いやー、人の好みって変わるもんですよね。やっぱLast Daysの1stや
The Album Leafでビートが無くても大丈夫な体になって
しまったみたいなー。でも勿論、ビートが素晴らしいといまだにテンションが
上がる体です。それは血みたいなものです。
■さてさて、音楽の中身にうつります。荘厳さも漂うシンセや美麗な
ピアノ、ストリングスを用いて非常に重厚感のあるサウンド。これがまた
聴いていて、どっぷり浸かれてしまう感じで。
なんですが、かなりの重さを感じて息苦しくなってしまうほどの
迫力をもって迫ります。美しいだけではなく、貫禄までも感じさせる凄みが
あります、アンビエントなのに。
その合間合間にピアノ・ソロな曲があって、これが全体的な重厚さを
かき消す清涼さに一役買ってます。暖かかったりして、多幸感もあったり。
しかし、なんだかもーこれを聴いておりますと、音に溶け込みたく
なりますねぇ。かき消して欲しいとか思います。
・・・いや、病んだ発言してるわけじゃないですよ!
■全12曲54分強のアンビエントなアルバムです。美麗なシンセや
荘厳なオーケストラなサウンドが好みの方にお勧め出来そうです。
個人的にT11のHymn #1が凄く好きで聴きまくりな次第。
Eluvium Website
Eluvium myspace

Eluvium / Copia (Temporary Residence Limited)
2007-12-29 15:01:12
Port Blue - The Airship [ 試聴・一口レビュー ]
■この作品はI Think So 思う。のeco.さんから教えて
頂いたものです。リリースは当初mp3でありまして、とりあえずーと
思って聴いたら、これが何とも素敵なアルバムでした。
その後、mp3でのダウンロードを止め、CD-Rをセルフリリースしたようです。
とてもお気に入りになったため、買わせて頂きました。
でも音源は持っているので未開封です(笑)。
■まず、ピアノの音色が好きでそれだけで修正点がつきまくり、
という方は聴きましょう。とても綺麗な音色で、流麗な美メロが
楽しめてしまいます。
それに加え、ビートはアブストラクトな香りもする、どっしりとしたものから、
ビートレスなものまで、あくまで音の世界を壊さない作りです。
見事にアーティスト自身の中で消化して、組み込んでおりますねー。
多分、ビートだけでもセンスの良さが露わになっておりますので、
リズム主体の作品も作れそうです。なんですけど、メロディのセンスが
良いので、もっと絡ませていって欲しくもあります。
しかし、T06とT13は最高に美しいメロディです。
この2曲が半端なく好きなんですけど、いやいや・・・泣けます。
■全13曲52分弱。捨て曲も一切なく、一枚通してピアノと電子音の
美しい世界が堪能出来ます。素晴らしい。
Port Blue myspace

Port Blue / The Airship (Self Released)
2007-12-29 14:19:03
Legiac - Mings Feaner [ 試聴・一口レビュー ]
■久々のレビュー、という事で若干緊張しなくもなくもないですが、
つまりしないんですけど、問題は書き方を覚えてるかどうか、って事です。
というより、どうやって書き出したものかなーと思うと、
つい無駄な事を数行書いてから、勢いをつけてーみたいな。
よし、とっとと入りましょう(しかし5行も使ってる)。
■エレクトロニカ兄弟、というと間違いなくこのFunckarma兄弟を
指すわけですけど、何が多いって実はオリジナルのアルバムより、
名義の方が多いんじゃないかという話が。Remixをまとめたものや、
12"、EPのコンパイル作品を除くと、2,3枚しかないのではないでしょうか。
いや、そんな事はどうでもよろしく、ポイントは別名義とコラボ・ユニットの
多さだったりして。この名義も兄弟+Cor Boltenによるプロジェクトです。
Corなんとかって誰だよって感じですけど、サントラとか手がけてるって
どこかに書いてました。
■この兄弟が絡んだ時点で、大体どんな音かは想像つくかと思います。
無機質的に低温度の電子的な音の数々と、変則的なビート、
緻密に計算されたと思しき残響のレイヤー。勿論、これはは健在でして、
大きく異なる点はというと、上モノじゃないかと思う次第です。
割と上モノもビート部分同様に、切り刻むギミックを用いて、ビートと
絡ませていた感があるのですが、今作では上モノはなだらかに奥行きをもって
世界観を広げています。陶酔させる響きを持ちながら、土台(ビート部分)で
臨場感を盛り上げていたり。
しかし、この組み合わせは全く違和感なく溶け込むどころか、コラボの
メリットだけが出ているような気がしました。もう3人組になった方が
良いんじゃないかという(極論)。
コラボ・ユニットで言いますと、激しく期待させられた兄弟+Kettelの
ユニットはがっかりユニットでございましたね。
■全16曲70分ほど、電子的な幽玄世界が楽しめます。
良質なアンビエントと硬質なビートがお好きな方ならば、まず
間違いなく満足出来る1枚です。
Legiac myspace

Legiac / Mings Feaner (Sending Orbs)
2007-12-29 13:38:20
Souvaris - A Hat [ 試聴・ポストロック関連 ]
■さてさて。私はポスト・ロックに関しては、レーベルごと
聴いたりという事をせず、虫食い状態のため、アーティストに
関する情報とかなく、エレクトロニカのようにいかないのですが、
まあ高円寺にあります、某レコード屋さんから情報を盗みつつ。
ちなみにこのアルバムも、前述した店内でかかっていて、
誰か聴いて買い求めたわけで。最初は展開が変化して変化して
荒々しいなぁと思っていたのですが。
そのうち「今のリフ格好良い!」とか「この展開は熱い!」とか
そんな感じになったわけです。元ロック畑出身ですしね、私。
■という感想を持ったように、このバンドは長尺のトラックが多く、
1曲に何フレーズも展開していく、プログレの要素もあります。
1曲辺り10分超えは当たり前なのですが、展開はなだらかな感じでは
なく、逆に疾走感さら伴って走り抜けるわけで、これはメリハリが
しっかりしていないとダメなんですが。ダメどころか、しっかり
聴かせるメロディ・展開・バンドとしてのグルーヴがバランス良く
調和されており、これは本当に素晴らしいです。
へヴィさを伴ってはいるものの、音圧で黙らせるでもなく、
ディレイ処理のレイヤーで響かせるでもなく、リフやフレーズを
メインにすえているところが好感持てます(偉そう)。
■これは2ndらしいので1stが聴きたいのですが、廃盤らしく残念。
全6曲65分で、ロック畑通った方にぜひ聴いて頂きたい1枚です。
Souvaris Website
Souvaris myspace

Souvaris / A Hat (Gringo Records)
2007-12-29 13:35:31
一応、宣言まで [ 説明など ]
■色々ご無沙汰しておりました。上半期に一度まとめようと
重い腰を上げてみたんですが、余りに重過ぎて中腰ぐらいで
また座ってしまったという。あははは。
一つ言い訳をさせて頂きますと、このブログの大もとが一時、
酷い勢いで表示されませんで、これはいい加減に終わったかなーと思い、
新しくブログを立ち上げていたんです。
で、そっちの告知をする事もままならずー、だったのですけども。
なんか気づいたら完全に復活している上、新規で立ち上げたブログも
私にしては生意気にレイアウトなどなどが気に入らず、となると更新する気も
起きな・・・すみません、それは最初から無かったかもしれません。
■というわけで、まとめをどこにアップしようかというのも分からず、
気づいたら07年終了みたいな。こりゃいかんという事でですね、折角、
お休みにもなった事ですし、どうせやる事ないんだろーこの暇人ーみたいな
勢いもあって、ついに腰が上がったようです。といっても、腰を上げるために
必要な記事数は全くありません。これから頑張るようですよ!
ふふ、ブランクを埋めるために2ヶ月ほど、無駄に日記を書いた甲斐が
ありました。見事、てきとーなまでにスラスラ文章が書けます。これで
頑張れるかもかも!
・・・つーか前項上が長すぎになり、こりゃこのままレビューを書くのも
どうかとちょっと思いますね。とりあえず、新規で作った側に書いた
レビューでも転載しておきますか。

