2004-12-30 00:17:17

Bola - Gnayse [ 試聴・一口レビュー ]

■さーて。御大の出番です。やっと買えました。そして聴けました。
そしてやっと書けま(以下略)。

もはや説明する事も無いアーティストですから、さっさと中身の方へ入ります。

一聴して感じた事は、リズム要素の減衰、デジタル・ダブ的音色の増加かと
思います。基本的な路線は前作・前々作と変わっていないので一安心かと。
1曲に込められた重みは増したように思います。

相変わらず音の作り込まれ方は凄まじく、その一音一音の音触を愛で、聴き込む事が
出来て長く楽しむ事が出来るアルバムです。ってそれは今までもおーなーじー。
みたいな。

あと私が感じた事ですが、曲に対する感情が以前よりネガティブな方向を
向いているような感じで。前作・前々作のような煌いた音が顔を出す事なく、
むしろ淡々と、どこまでも荒涼とした音像を描きます。

どうしてもこれまでの作品との対比になってしまいますが、以前のものですと
聴き手は音楽に合わせ、作り出された音楽世界へ身を投じる事が出来たのですが、
今作は、逆に内へ内へと篭もってしまいそうな印象です。

これまではBolaが描き出した広大な音楽世界を
楽しむ作品だったのに対し、今作では自分自身が持つ“心”という小宇宙な世界へ
深く沈み込んでいく、どこまでも深い世界になっています。
・・・えっと、また私気持ち悪い事言ったんですか。すいません。

というわけで消灯し、座禅でも組んで聴いてみて下さい。
私もまだやった事ないんですけど。きっと素敵な1時間になると思います。


Bola / Gnayse (Skam)




TrackBack

この記事の TrackBack Ping-URL :
http://aphex.blogtribe.org/tbinterface.php/567d1ff64be04275876d8bd741d97569



コメントは投稿されておりません。

名前 :
タイトル :
URL :
コメント :