2004-02-25 18:22:34

エレクトロニカ、一つの形 [ 音楽雑記 ]

Telefon Tel Aviv - Map Of What Is Effortless (Hefty Records)

エレクトロニカは、これまで様々な
ジャンルの音楽を取り込んできました。

元々電子音楽からの派生で、そこへ
あらゆるジャンルのアーティストが
入り込み、作り上げていったのだと
思います。

Hip-Hopやロックとの結びつきは
とりわけ強いように思いますが、
それでもアンダー・グラウンド臭は
常に付きまとっていたのが、
これまでシーンが拡大しなかった理由では
ないか、と私は推測していました。

ところが昨年のMUMの新音源、
Finally We Are No Oneから
エレクトロニカに対する風向きが
変わった感じです。


MUM / Finally We Are No One
(Fat Cat Records)


この作品はボーカルを多数楽曲に取り入れ、
「声」をメインに扱っています。
この作品以前にも、ボーカルを
フィーチャリングした曲は多数ありますが、
アルバム単位でまとめてきたのは
この音源が初めてではないでしょうか。

このアルバム以後、エレクトロニカの行き先は
「声」を主体的に取り入れていく事と
なります(と思います)。

そして、ついにメジャー・ポップス的な
声の取り入れ方に成功し、上手く
融合した、と感じたのが、今日紹介しようという
Telefon Tel Aviv - Map Of What Is Effortless
(Hefty Records)です。
・・・相変わらず前置きが長いなー。


Telefon Tel Aviv - Map Of What Is Effortless
(Hefty Records
)

Telefon Tel Aviv
前作「Fahrenheit Fair Enough」で
デビューを果たしましたが、音のクリアさに
加え、綺麗な音色、グリッチの効いた
ビート音が絡んでおり、その手の音好きの
間で話題をさらいました。

さてさて、その気になる新譜ですが、
「声」をメインに据えてはいるのですが、
音色・スタイルは基本的に変わっておりません。

メジャーさながらの派手で聴き応えのある
音色、インストとしても十分楽しむ事が出来る
楽曲の造り、エレクトロニカ的要素もふんだんに
扱われています。その上でボーカルが加えられており、
電子音楽に免疫のない方でも十分に
入り込む事が出来るようになっています。

このバランスは非常に絶妙なのではないでしょうか。
マジョリティへと近づく、記念すべき第一作だと
私は感じておりますー。

・・・絶賛しているようですが、
あくまでバランスに関して、です。
アルバム通して聴いた感想は
「うわ、凄い派手な音だなー」くらいだったりします。

ぐぅ。難産だった。。

なお、04/02/04に掲載した一口レビューにて、
この作品を取り上げましたが、
何度か聴くにつれ、正式に取り上げないといけないと
思ったのでした。でも感想は一口レビューに書いた通りです。




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