2007-12-30 00:06:30

The Marcia Blaine School For Girls - Halfway Into The Wood [ 試聴・一口レビュー ]

■ここらで割と王道的なエレクトロニカのアルバムを。
レーベルはよくカラーが分からないHighpoint Lowlifeなんですが、このレーベルには
今年、地味にお世話になりました。といってもこの作品のほかには
個人的に大好きなアーティストであるTigricsのリリースがあっただけなんですが。

さてさて、このアーティストですが1stフル・アルバムながら、キャリア自体は
大分長いそうです。97年にスプリットのCD-Rをリリースし、以降は12"や
様々なアーティストを選出したコンピレーション作品などを出しつつ、
自身の作品は10年後の07年にドロップする事となったようです。

そんな3人組ユニットなのですが、だからこそというべきでしょうか、
このアルバムはとてもエレクトロニカとして王道的な要素が詰まっています。

■基本的に全てデジタルな打ち込みがメインとなっており、それらを
構築する際に、ダブ要素のあるトラックに仕上がったり、ビートの手数を
多くしてドリルンベース的なものにしてみたり、アンビエントな上モノ+グリッチ/クリックな
音で構築されたリズム、と私が好みそうなエレクトロニカ的な仕掛けが
盛りだくさんだったり。

それらトラックは、非常に丁寧に音が配置されていて、安定感もあって
安心して聴き通す事が出来ます。

■しかし、ちょっと後半に差し掛かって減速していくのが、少々残念な
気がする全11曲61分。最後かその手前の1曲にキラートラックがあると、
かなりの好盤なりそうなんですが。最近はエレクトロニカの音が足りない!
なんてお思いの方はぜひぜひ。

The Marcia Blaine School For Girls Website
The Marcia Blaine School For Girls myspace


The Marcia Blaine School For Girls / Halfway Into The Wood (Highpoint Lowlife)

Posted by aphex at 2007-12-30 00:06:30 | コメント(0) | Trackback(0)

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2007-12-29 22:53:12

B. Fleischmann - Melancholie/Sendestraße [ 試聴・一口レビュー ]

■このアーティストを知ったのは、Welcome Touristだったのですが、
そのアルバムの2枚目は1曲45分という代物でした。二面性があるのも
それで知ったわけですが、過去にもTMPというアルバムで
全2曲70分弱、という作品をリリースしていたりして。

そんな素敵なアーティストですが、今作は2枚組み全2曲100分弱です。
よろしくお願いしまーす。

■しかしこの超長尺のトラックを聴いていて思いますが、
基本は1フレーズなんですよね。その同じメロディを使いつつ
なだらかに展開させていくのですが、音色を変えてみたり、ノイズを
交えてみたり、楽器を変えてみたり、雰囲気が変わってみたりしつつ
進行していきます。あ、これは1枚目のMelancholieの話です。

ビートも緩やかにあったりなかったり、アンビエント的な要素やら
エレクトロニカ、はたまたジャジーな雰囲気にころころ変わりつつ、
気づけば45分経っておりました、みたいな素敵トラックです。

いや、長い曲は逆に、だらーっと聴けちゃって良いですね。
先は長いんだから気負わずに、みたいな感じになります。

■お次は2枚目のSendestraβeなんですけど、こちらは
1枚目と変わって音がもっと実験的になります。

前面にレコードノイズ/クリックノイズ、ホワイトノイズをまとい、
そのバックには儚げなピアノが単調な和音・アルペジオを奏で、
手法としてはエレクトロニカ的な展開を見せます。

基本的にデジタル加工された上モノ兼ノイズがメロディ・ビートを
担当しつつ、展開したりして、実は1枚目より荒々しかったり。
落ち着きが余りないですね。気づいたらドローンになってたりしますので。

しかし、20分後半から35分までの展開が素晴らしい・・・。

■この2枚組みですが、両方ともライブで演奏された音源らしいです。
なんですが、バンドと異なり、そのまま音源を保存出来るためか、
スタジオ(というのかどうか知りませんけど)音源と変わりありません。
むしろ、こんな音楽が生で流れたのかと思うと、凄く羨ましく思いますね。

前述しました2枚のアルバムが好きだったり、長尺のトラック好きな方、
なだらかに楽しめますので、お勧めです☆

・・・ところで今気づいたのですが、「B.」の後はスペース無しなんですか。
あらあら、この音源リッピングした際、空けちゃったですよ。
うーん、でもDiscogsはスペース有りか。。

B.Fleischmann Website
B.Fleischmann myspace


B.Fleischmann / Melancholie/Sendestraße (Sound Of A Handshake)

Posted by aphex at 2007-12-29 22:53:12 | コメント(0) | Trackback(0)

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2007-12-29 16:07:57

Eluvium - Copia [ 試聴・ポストロック関連 ]

■アンビエントな作品が続きます。
といいますのも、今年私が主に聴いた音楽は、実はこういう陶酔して
しまいそうなものばかりだったりして。今年の後半は長尺の曲ばかりを
聴いておりました。

B. Fleischmannの1曲45分のものとか、Godspeed You Black Emperor!とかです。
いやー、人の好みって変わるもんですよね。やっぱLast Daysの1st
The Album Leafでビートが無くても大丈夫な体になって
しまったみたいなー。でも勿論、ビートが素晴らしいといまだにテンションが
上がる体です。それは血みたいなものです。

■さてさて、音楽の中身にうつります。荘厳さも漂うシンセや美麗な
ピアノ、ストリングスを用いて非常に重厚感のあるサウンド。これがまた
聴いていて、どっぷり浸かれてしまう感じで。

なんですが、かなりの重さを感じて息苦しくなってしまうほどの
迫力をもって迫ります。美しいだけではなく、貫禄までも感じさせる凄みが
あります、アンビエントなのに。

その合間合間にピアノ・ソロな曲があって、これが全体的な重厚さを
かき消す清涼さに一役買ってます。暖かかったりして、多幸感もあったり。

しかし、なんだかもーこれを聴いておりますと、音に溶け込みたく
なりますねぇ。かき消して欲しいとか思います。
・・・いや、病んだ発言してるわけじゃないですよ!

■全12曲54分強のアンビエントなアルバムです。美麗なシンセや
荘厳なオーケストラなサウンドが好みの方にお勧め出来そうです。
個人的にT11Hymn #1が凄く好きで聴きまくりな次第。

Eluvium Website
Eluvium myspace


Eluvium / Copia (Temporary Residence Limited)

Posted by aphex at 2007-12-29 16:07:57 | コメント(0) | Trackback(0)

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